脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)
- 長時間の歩行ができない(歩くとすぐに疲れてしまう)
- 前かがみ(前屈)になると少し楽になり、腰を後ろに反る(後屈)すると痛みが増す
- 腰も痛いが、下肢(太腿や膝下)の痛みや痺れが強く辛い
- 朝起きた時に足の痺れがひどい
- 頻尿、尿もれ等の排尿及び排便の障害がある
上記に該当するお悩みの方、もしかしたら脊柱管狭窄症かも!?
脊柱管狭窄ってなに?
脊柱管狭窄症とは、背骨(脊椎)の中にある脊柱管(せきちゅうかん)と呼ばれる、脊髄神経(せきずいしんけい)が通る管が様々な原因により狭くなる(狭窄する)ことで起こる病気です。特に男性に多く、50代以降から徐々に増え始め、60〜70代になるとその割合は更に跳ね上がります。
脊柱管狭窄はどんな状態になるの?
脊柱管狭窄は腰の痛みに加え、太ももや膝下にかけての痛みや痺れが強く現れます。また、長時間の歩行ができなくなります。しかし、しばらく座って休むとすぐに歩けるようになる(間欠性跛行かんけつせいはこう)といった特徴がみられます。
ではなぜ脊柱管狭窄症になるの?原因は?
脊柱管狭窄症になる原因として挙げられるのは、加齢による骨の変形やその周りの靭帯の肥厚、椎間板の突出が挙げられます。また、日常生活の中での姿勢が大いに関わってきます。背骨(脊椎)の終着点、土台となる骨盤のゆがみ等も原因となります。そして特に男性に多い理由として、仕事で重たいものを持つ機会が多いなど生活の中での繰り返しのストレス、負担がかかっていることです。