「肩が痛い…」それ、年齢のせいだけではありません!? 〜まずは知っておきたい、肩関節のしくみ〜

2026年10月26日

こんにちは!
川口市にある、たいよう整骨院です!
「最近、肩が上がりにくい…」
「服を着るときに肩が痛い…」
「夜、肩がズキズキして眠れない…」
このような症状でお悩みではありませんか?
もしかすると、それは「四十肩・五十肩」と呼ばれる肩のトラブルかもしれません。
四十肩・五十肩という名前から、
「年齢のせいだから仕方ない」
「肩が凝っているだけでしょ?」
と思われる方も多いかもしれません。
しかし、四十肩・五十肩でお困りの方は、まず「そもそも肩関節とはどんな関節なのか?」を知ることが大切です。

肩関節は「とても動く関節」です!

私たちの肩は、
・腕を前に上げる
・横に上げる
・後ろに回す
・頭の後ろに手を回す
・背中に手を回す
など、非常にたくさんの動きをすることができます。
これは、肩関節が身体の中でも特に大きな可動域を持つ関節だからです。
では、なぜ肩はこんなにも自由に動くことができるのでしょうか?その秘密は、肩関節の「構造」にあります。

肩関節は「大きなボール」と「小さなお皿」

肩関節は、上腕骨の先端にある丸い部分「上腕骨頭」と、肩甲骨側にある「関節窩」という部分で構成されています。
簡単にイメージすると、「大きなボールを、比較的小さなお皿で受けている」ような構造です。
股関節などと比べると、肩の受け皿はそれほど深くありません。
そのため、肩は非常に大きく動かせる一方で、
「骨だけでガッチリ安定させることが難しい」
という特徴があります。
つまり肩関節は、
「動きやすい代わりに、安定性を周囲の組織に大きく頼っている関節」ともいえるのです。

では、肩関節は何によって安定しているのでしょう?

肩関節の安定性には、さまざまな組織が関わっています。
例えば、
・関節唇
・関節包
・靭帯
・腱板(ローテーターカフ)
・周囲の筋肉
などです。
その中でも重要なのが「腱板」です。

【腱板(ローテーターカフ)】


腱板とは、棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋
という4つの筋肉によって構成されています。
これらの筋肉は、単純に「腕を動かす」だけではありません。
腕を動かしている間も上腕骨頭を関節窩に引きつけることで、肩関節を安定させる役割を担っています。
つまり肩関節は、「動かす」+「安定させる」
という仕事を、周囲の筋肉や組織が協力しながら行っているのです。

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もう一つ重要なのが「関節包」

ここで、四十肩・五十肩を考えるうえで重要になる組織が出てきます。
それが関節包です。
関節包とは、簡単にいうと関節を包んでいる袋状の組織です。
そして、その内側には「滑膜」という組織があります。
滑膜から作られるのが「滑液」です。
滑液には、関節の動きを滑らかにしたり、関節内の環境を維持したりする役割があります。
つまり肩関節は、筋肉だけで動いているわけでも、骨だけで動いているわけでもありません。筋肉、腱、靭帯、関節包、滑膜、滑液など、さまざまな組織が協力することで、私たちは肩をスムーズに動かすことができています。

では、この関節包に問題が起きたら?

ここからが、四十肩・五十肩を理解するうえで重要なポイントです。
肩関節の周囲に炎症が起こると、
「肩が痛い」
↓
「痛いから動かさない」
↓
「肩を動かす機会が減る」
↓
「肩関節周囲の組織が硬くなる」
↓
「さらに肩が動かしにくくなる」
という悪循環が起こることがあります。
特に、肩関節を包んでいる関節包などが硬くなることで、肩の動きが大きく制限されることがあります。
これが、いわゆる「四十肩・五十肩」でみられる特徴の一つです。

「痛いところ=原因」は大きな間違い?!

ここで、たいよう整骨院が大切にしている考え方があります。
それは、「肩が痛いからといって、肩だけを見ればいいとは限らない」ということです。
肩を動かすためには、肩関節だけでなく、
・肩甲骨
・鎖骨
・胸椎
・肋骨
・周囲の筋肉
など、身体のさまざまな部分が関係しています。
そのため、肩の痛みや動きの制限がある場合には、
「どの方向に動かしにくいのか」
「どこで痛みが出るのか」
「肩甲骨はきちんと動いているのか」
「肩関節そのものの動きはどうなのか」
などを確認していくことが大切です。

四十肩・五十肩かも?こんな症状ありませんか?

①腕を上げると肩が痛い
②髪を結ぶ動作がつらい
③洋服を着たり脱いだりするのが痛い
④背中に手を回せない
⑤高いところにある物を取るのがつらい
⑥寝返りをすると肩が痛い
⑦夜、肩の痛みで目が覚める
⑧肩が以前より明らかに動かしにくい
このような症状がある場合、単なる「肩こり」とは違う問題が起きている可能性があります。
「年齢のせいだから仕方ない」と諦めないでください
四十肩・五十肩は、名前の通り40代・50代に多くみられますが、
「年齢のせいだから放っておけばいい」
というものではありません。
また、肩の状態によって必要な対応も変わります。
痛みが強い時期なのか、
動きが制限されている時期なのか、
徐々に動きを取り戻していく時期なのか。
その状態を確認しながら、無理のない範囲で対応していくことが大切です。
川口市にある、たいよう整骨院では、肩の痛みがあるからといって肩だけを見るのではなく、肩関節・肩甲骨・胸椎など、肩の動きに関わる身体全体を確認しながら、その方の状態に合わせて施術や運動を行っています。
「肩が痛いけど、これって四十肩・五十肩なのかな?」
「最近、肩が上がりにくくなってきた…」
そんなお悩みがありましたら、一人で悩まずお気軽にご相談ください!
川口市にある、たいよう整骨院が、現在のお身体の状態を一緒に確認していきます!

詳しくはこちら→四十肩・五十肩

執筆者のご紹介

執筆者:柔道整復師

遠藤 勇輝

【経歴】
2008年 帝京平成大学 卒業、柔道整復師免許取得、村川整骨院入社

2011年 たいよう整骨院 開業

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